医歯薬英語とは?また医歯薬系論文・英文論文の書き方を具体的に説明
文法上の間違いは解説本を読めば気づきますが、考え方の間違いは講習を受けないと気づきません。
<今更聞けない>
医学英語・英文ライティング
講師
明海大学 歯学部 歯学英語 講師 歯学博士 大井 毅 先生
講師紹介
○所属学会
日本英語学会、日本解剖学会、日本病理学会、日本癌学会、歯科基礎医学会
○経歴
元口腔病理学講師
○研究内容
電子顕微鏡による人体組織の形態学的研究
インターネットを併用する医歯薬英語の教育法
→このセミナーを知人に紹介する
<その他関連セミナー>
1月19日 医薬英訳外注における問題点と対策:社内用語集・スタイルガイドの作成法とその留意点
1月20日 英文テクニカル・ライティング入門
1月29日 メディカルライティング入門
日時・会場・受講料
●日時 2009年1月30日(金) 10:30-16:30
●会場 [東京・蒲田]大田区産業プラザ6階D会議室
●受講料 1名43,050円(税込、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき32,550円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。詳細、申込方法はこちらを参照→
●録音・撮影行為は固くお断り致します。
●講義中のパソコン・携帯電話の使用はご遠慮下さい。
セミナーポイント
日本の医療関係者はかなり優秀で、覚えている英語の専門用語は数万語以上とよく言われている。しかし、いざ学会抄録や説明書などを書かせると、奇妙な英作文ができてしまい、時間がたつと、自分すら読んでも理解できないことが日常にしばしば見受けられます。そこで著者は自身が書けるまでの過程を振り返りながら、その
経験を生かし、英文ライティングについて語ります。インターネットという道具を併用し、さらに精選した医療関連の例文を用いながら、英文ライティングのコツを解説します。また、正しくライティングするために、今更人に聞けない文法要点を例文解説時に説明します。投稿者の最大の悩み、即ち論文審査時、レフリー対策にも
触れます。
※英和:和英/辞書ソフト『E-DIC』(朝日出版社)を受講者の方に当日無料配布いたします。受講後の学習にご活用ください。
セミナー内容
<医歯薬英語ライティングの基本>
1.医歯薬英語とは
2.医歯薬英語を構成する語幹と語尾
語幹と語尾は約600あり、把握しておけば辞書がなくても意味が分かる。
3.よく使われる医歯薬英語の動詞
4.よく使われる医歯薬英語の副詞
5.医歯薬英語の表現部品とグループ化
〔表現部品の1例〕The
aim of this study is to determine if 〜
これは1つの表現部品で、「緒言」によく使われる。
〔グループ化の1例〕show/exhibit/demonstrate/display/reveal
はいずれも「示す」という意味でグループ化して多彩な表現が可能になる。
6.医歯薬英語の表現要素の使い分け
〔例〕damageとinjury/treatmentとtherapy/concentrationとlevel/mildとslight/seriousとsevere
など
参考書に載っていない表現用語の使い分けについて解説。
7.英文ライティングにおけるインターネットの役割
ネット検索をうまく使えば、高価な辞書を買わずに用語の意味と使い方が分かる。
8.英文ライティングのまとめ
<医歯薬系英語論文ライティングの実際>
筆者の過去の実験データを用いながら、論文が完成するまで、英語論文ライティングの具体的に説明します。論文の作成を説明すると同時に、インターネットの併用について解説します。
1.科学論文の基本構成
2.「抄録」の書き方
3.「題名」の書き方
4.「緒言」の書き方
5.「材料と方法」の書き方
6.「結果」の書き方
7.「考察」の書き方
8.「結論」の書き方
9.「引用文献」の書き方
10.「謝辞」の書き方
11.「図表説明」の書き方
12.論文作成後のチェックポイント
13.論文審査の仕組み
<質疑応答>